失敗の原因を探る4つの分類方法

管理を行っていく上で、失敗することが多々あります。
特に管理といっても最初から完璧に行うことは不可能です。
問題が発生したことを都度修正していくことで
よりよい管理にレベルアップします。
ですから、管理上の失敗は、むしろよくこんな失敗があった
今のうちにわかってよかったと歓迎すべきです。
失敗万歳です!!
次に同じ失敗を繰り返さないようにすればいいわけです。
では、失敗とはどのようにして発生するのか、大きく4つに分けられます。
これが理解できれば、問題点を素早く整理でき、解決のスピードが
上がりますので覚えておいてください。

 

1、ルールがなかった

ルールがまったく決まっていない。想定されていない問題が発生した場合です。
この場合はどうしたら、その問題が発生するのかを探ります。
どうしたから、この問題が発生したのかを再現できるように調べてください。
それをもとに問題が起きない方法と、起きてしまった場合の対処方法を
ルール化し新たに盛り込んでください。
また、新しくできたルールについては、対象者としっかりと共有してください。

 

2、ルールはあったが知らなかった(教育されていなかった)

せっかくのルールが、うまく共有されておらず問題が発生してしまった場合です。
これは理解不足、教育不足が原因です。よくマニュアルには書いてあったと
言い訳したり、叱りつけたりする管理者がいますが、人はそもそも文章を
読まないと思ってください。マニュアルはあくまで、書いてあるものであり
理解してもらうためにには、しっかりと指導することが重要です。

 

3、ルールは知っていたがルールどおりしなかった

ルールの内容を理解していたが、忘れたり、バタバタしていたなどで、できなかった場合です。
しっかりとルールが決まっていて、それを理解していたにも関わらず問題が発生した
ということは。環境に問題があります。忘れてしまうぐらい膨大なチェック項目がある場合や
その人の体調不良、また作業の負荷がかかり過ぎていて、物理的に無理という
ような場合も考えられます。ルールが本当に機能するような環境であったかを
見直す必要があります。

 

4、ルールどおり対応したが問題が発生した

これは、ルールそのものに穴があった場合です。ルールの見直しが必要です。
今のルールが成立しませんので、対処方法の1、ルールがなかった と同じ手順で
ルールを作り直す必要があります。

 

以上のように問題が発生した場合、4つの分類方法に仕分けてみることに
より解決への道筋が見えてきます。ただし、全てのルールを覚えて完璧にこなせる
ほど人は優秀ではありません。ルールが乱立することにより、どんどん守ることが
難しくなるのも事実です。ですから、方向性としては、どうやっても間違えようのない
仕組みをつくることが重要です。これをポカヨケといいます。ポカヨケを
つくることが理想です。例えば、クルマがぶつかりそうになると勝手に止まる
重量オーバーになると動かなくなるエレベーターはポカヨケです。
これらも全て失敗から生まれたものです。

 

失敗が発生したところから、管理ルールは進化していきます。

 


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