管理の3種の神器A 基準書
一覧表により、何を管理するのかをリストかした上で、続いては
基準書を作ります。
基準書とは、つまり管理するもの何を管理するのか。
またOKなのかNGなのかの基準を決めること、またその判断はどこを見ればわかるのか。
どのタイミングで基準をチェックすればよいか、ひとつひとつ決めていくことです。
つまり基準書には「5W1H」が必要になります。
「5W1H」とは
(When) いつ → どのタイミングで?
(Where) どこで → どの場所を?
(Who) だれが → チェックする人はだれ?
(What) なにを → どこを見ればわかる?
(How) どうやって → OKとNGの判断方法は?
(Why) なぜ → チェックしないとどうなるうか?
です。
小学校であった記憶がありますが、掃除の点検表も立派な基準書です。
床にゴミがない。机とイスがきれいに整頓されている。 とういった具合に基準が
決まっており、それなりになっていればOK、みんなが見てNGであればやり直し
というケースです。
これは置き換えれば
(When) いつ → どのタイミングで? → 掃除が終わった後
(Where) どこで → どの場所を? → 掃除した場所
(Who) だれが → チェックする人はだれ? → 掃除した人、みんな
(What) なにを → どこを見ればわかる? → 掃除した場所
(How) どうやって → OKとNGの判断方法は? → 目で見て確認。
(Why) なぜ → チェックしないとどうなるうか? → 教室が汚れる
となります。
NGだった場合の影響がなければ、基準もゆるゆるとう物もありです。
しかしながら、判断を誤ると重大な失敗を起こす項目については、基準をしっかりと
決める必要があります。
例えば39度以上だったら即入院とか、製品の寸法が40mmを越えたらNGとか
こういった場合のように、なるべく数値で基準を決めることが望ましいです。
このようにして、一覧表にあるもの全てに基準書をセットします。