簡単に正社員を雇ってはいけない

ビジネスが大きくなってくると、アルバイトやパートでなく
正社員として雇用しようという時期が訪れます。

 

正社員として雇うのは慎重に考えて決断をしたほうが
いいです。

 

毎日アルバイトに来ていて、もう仕事も一人前という
人が現れたとします。
この人はもう正社員でいいだろうと、簡単に正社員に
してしまうのは、一度考えてから決めるべきです。
あなたのビジネスが非常に順調である時期であれば
特に慎重になる必要があります。

 

正社員は外注とは違い、細かく柔軟に仕事を
お願いすることができます。
またあなたの周りも、雑務をお願いすることもでき
非常に重宝します。
正社員がいてくれれば、非常に助かります。

 

では、なぜ雇うのに慎重にならなければいけないのか。

 

それは、あなたのビジネスが一生安泰であるとは
限らないからです。

 

あなたのビジネスは毎月の収入が安定している
でしょうか。
正社員とは基本的に、あなたの売上があろうがなかろうが
一定の給料を支払わなければなりません。
ですからまず、あなたのビジネスがいかに、安定して収益を上げる構造に
なっているかを客観的に判断しなくてはなりません。

 

たくさんの給料を払ってあげたいという気持ちがあっても
明日の会社が生き残るために、払ってあげられないという
ことになります。

 

また雇われた側としては、あなたのビジネスに依存して
暮らすようになるわけです。

 

あなたのビジネスが失敗した場合、その人も路頭に迷う
ことになります。つまり、あなたは正社員の人生を巻き込んで
しまっているという責任があります。

 

雇うのは簡単かもしれませんが、仕事が無いからと言って
簡単にクビにすることはできません。

 

ましてや、その人の能力を買って正社員にしたわけですから
本当に心が痛みます。

 

大企業が何千人とリストラをするニュースがあります。
組織が大きくなればなるほど、それを維持するための
お金は膨大であり、少しでも失敗すれば、莫大な赤字が
出てしまう世の中です。
どんどん大きくすればいいという時代では、なくなりました。

 

このことをしっかりと認識した上で、雇うかどうか
判断が必要になります。

 

やめられないビジネスには手出し厳禁にも書きましたが
正社員を雇ったと同時に、簡単にやめることはできなくなります。

 

もちろん、ビジネスの在り方のひとつとして
自分がいなくても、収益が上がる仕組みという中で
正社員を雇うことは必要になります。

 

ですから正社員を雇うのは最後の仕上げとして
まずは、あなたのビジネスが安定して収益を上げられる仕組みをつくり
さらに何年間かは、売上がなくても維持できる資金を貯める。

 

それらにより、ビジネスの体力をつけてから、最後の仕上げとして
あなたの代わりを任せられる正社員を雇うようにするべきだと
思います。

 

ただ楽したいからと言って、安直に正社員を雇うと
失敗します。雇われた側の人生も台無しです。

 

それを覚えておいてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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