5Sを学ぶ本当の理由

※リンゴのスマホの話ではありません

 

会社で働いている人の中には「5S活動」をしましょう。
ということで、自分の職場で実際に活動している方も
いると思います。

 

特に製造業では、改善の基礎としてたくさんの企業が
取り組んでいると思います。

 

しかしながら、実際としてはなぜやるのかという点での
本当の理由は、あまり浸透していないのが現状です。

 

大半の人は、「職場がキレイになり仕事の効率が上がる」から
やるという理解です。また指導する側としても、同じようなこと
を目的として指導していると思います。
ですが、実際は違います。

 

5Sを学ぶ本当の理由とは、これは問題解決ツールのひとつ
だということです。
つまり思考法を学ぶものだと思ってください。
しかしながら、思考法を学ぶといっても目に見えないものなので
とっつきにくいわけです。
ですから、実際の目に見えるモノを使って指導を行うわけです。

 

5S活動がうまくいけば、効率が上がることは間違いありません。
ですが本当は、学んだ人自身が問題を自分で解決できるように
なることが目的です。

 

5Sについては5Sって何?
具体的に説明しましたが、おさらいしますと

 

 

1S、整理(せいり)
   必要なものと不要なものを分けて、不要なものを捨てる

 

2S、整頓(せいとん)
   残った必要なものを頻度にあわせて、すぐとれるように配置する

 

3S、清掃(せいそう)
   整理・整頓された状態に戻す。

 

4S、清潔(せいけつ)
   清掃をするルールを作り、やめない。

 

5S、躾(しつけ)
   ルールがない場所へ、または新しく配属になった人へ展開する

 

ということでした。
これをあなたの職場に置かれているモノではなく
たとえば、あなたがやらなければならないことに置き換えてみます。

 

1S、整理(せいり)
   重要なことと、重要でないことを分けて、重要でないことはしない

 

2S、整頓(せいとん)
   残った重要なことをさらに順位づけし、どれからやるか決める
   また、重要なことのゴールを決めて、そして行動する。

 

3S、清掃(せいそう)
   新たな事案が発生したら、再び、思考の整理整頓を行う。

 

4S、清潔(せいけつ)
   その思考法を習慣化し、解決策をルール化する

 

5S、躾(しつけ)
   ルールがない場所へ、または新しく配属になった人へ展開する
   同じような解決策を横に水平展開する。

 

ということになります。
いきなりこう教えられても、理解できる人は少ないと思います。
ですから、実際に身の回りにあるものをテーマとして行います。
問題解決の場合は、こうなります。

 

1S、整理(せいり)
   ある問題が発生した場合
   直接的な原因と、そうでないことを分ける

 

2S、整頓(せいとん)
   直接的な原因について、それが起きる条件を調べて
   起きないような基準、ルールを作る

 

3S、清掃(せいそう)
   問題が再発してり新たな問題が発生したら
   再び問題の整理整頓を行う。

 

4S、清潔(せいけつ)
   作られた基準、ルールで運用する

 

5S、躾(しつけ)
   ルールがない場所へ、または新しく配属になった人へ展開する
   同じような解決策を横に水平展開する。

 

ということになります。これはつまり問題が起きないよう管理するということです。
つまり5S活動は、管理者育成トレーニングだということです。
実際に管理者と呼ばれる人たちの業務については、この5S活動が
基礎となっています。
また、サークルなどを作り、メンバーで相談しながらやりますので
チームワークも必要となってきます。
つまりチームワークの能力もトレーニングできるわけです。

 

職場で活動を行うときは、この思考法を学ぶということを意識して
活動してください。

 


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