部分最適と全体最適 個人プレーの害悪

組織やチームで仕事を行う上で大切なのは
個人のスピードでなく、チーム全体のスピードです。
誰か一人の仕事がずば抜けて速くても
チームのスピードが上がるとは言えません。

 

生産ラインで考えると、真ん中の人だけ異常なスピードで
仕事をこなしたとしても、前の人が遅ければ次の仕事が来ません。
また異常なスピードでこなした人の次の人は、その人のおかげで
自分のところに仕事がてんこ盛りになってしまいます。
しかしながら、てんこ盛りの仕事も異常なスピードではこなせないので
その人のスピードでしか出てきません。
便秘と一緒です。

 

つまり、チームで行う一連の作業があった場合、その仕事のスピードは
一番遅い人のスピードで決まってしまうわけです。
つまりその人の仕事を速くしない限り、チームのスピードは上がりません。
部分最適と全体最適という言葉があります。
部分最適とは、さきほどの例であげれば一番遅い人以外の人の作業を
効率化しスピードアップさせることです。
さきほどのとおり、チームのスピードは一番遅い人で決まるわけですから
結果として、チームのスピードはあがりません。
全体最適とは、一番遅い人の作業を効率化しスピードをあげることです。
つまりチームのスピードを上げるためには、こちらをやらなければなりません。

 

 

 

 

ではどうやって、一番遅い人のスピードをあげるのか。
作業が遅いということにも理由がたくさんあると思います。
その人自身が慣れていない作業であるのか、そもそもやる作業がたくさん
ありすぎてこなせていないのか。
それをまず調べることです。

 

「仕事」と「作業」できる人が違うで書いた内容を使います。
作業を分割し、早い人に手伝ってもらうことです。
生産ラインではこれを「ラインバランスの調整」と言います。
チーム全体の作業内容を見直して、全員がなるべく同じスピードで終われるように
仕事を振り分けなおします。これが全体最適です。
これを行うと今度は別な人のスピードが遅くなります。全体のスピードが上がった証拠です。
そしたら、再度全体最適をおこないます。これを繰り返すことにより作業のスピードをあげて
いきます。

 

このように全体最適がうまくできていないと、人はたくさんいるのにスピードが思った以上に
上がらないということがおきてしまいます。時間は有限であり、費用が発生します。
チームで仕事を行う場合は、全体最適ができるように仕事を割り振ることが重要です。

 


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