なぜ5Sで儲かるのか?

なぜ5Sを行うと儲かるといわれるのか。
なぜ整理・整頓ができると仕事がはかどるのか。

 

それができていない職場を想像してみてください。

 

オフィスに溢れかえるダンボールに足をつまづき、机の上に山となった書類が雪崩がおき
今日締め切りの資料はどこに行ってしまったのか。雪崩の一部がゴミ箱へ
入っている。そんな時に電話がなり、電話に出ればお客様からのクレーム
送られた商品が違うものだとも言われた。何を送ったか確認するため
送り状はどこにあるのか、ああこの雪崩のどこかにある。
探している間にも、次から次へと資料が回ってくる。上司からは提出資料
の催促が来る。提出資料に新たに盛り込んでほしい内容も説明された。
前にもらったメールの添付してあるらしい。メールを確認する。上司のメールは
いつ来たのかわからない。お客様からのメール、商品サンプルを今日中に返してください。
商品サンプルはダンボールの中、さっきつまづいたダンボールの中だ。
ダンボールの中を見ると、さっきつまづいた衝撃でサンプルが壊れてしまっている。
どうしよう。とりあえず、接着剤だ。机の引き出しだ。机の引き出しを勢いよく引っ張ると
雪崩がさらに発生…今日は全然仕事が進まない。
気がつけばゴミ箱がきれいになっている。親切な女性社員が捨ててくれたようだ。
彼女は気が利いてすばらしい。さて自分は何をしようとしていたのか。

 

これは、あくまでフィクションです。
見てのとおり、全然仕事をしていません。
それどころか、ほかの人からの依頼もみんな彼のところで止まっていることに
気づいてください。では彼は何をしていたのか、延々と探していたのです。

 

人は1日10分探しものをしていると言われています。
250日働けば、2,500分探しています。8時間労働として
1年のうち約5日間は働かずに探しています。自分ひとりで仕事をしている
わけではありません。ですから人ひとりあたり5日間仕事が止まります。

 

こういう状況では儲からないということがおわかりいただけたでしょうか。
ですから5Sをすることにより、作業が効率化し、儲かるということです。

 

 

それだけではありません。
気づいてほしいのは、5S活動は単なる掃除ではないということです。
2S(整理・整頓)を行い、一定のタイミングでその状態もとにもどす清掃(3S)を行う。
その仕組みをルール化し清潔(4S)を維持し定着させる。それを教わった誰かが、他の相手へしつける(5S)
ということで仕事の効率化、テンプレ化、そして管理
目的です。

 

それの訓練として導入しやすいため、さまざまな企業で導入されています。
しかしながら、5S活動、5S運動の定着は難しく、単なる掃除という認識しかないところも多いです。
そのため社員も掃除すればいいという考えで、5Sの本質を理解されないがままとなってしまっています。
そのため、定着せず儲かるなんてもってのほかという状態です。
つまりこれは簡単なようで非常に難しい活動であるということです。
逆にこれが推進できているという組織は、コントロールが末端まで届いているという表れです。
なので知ってる人が職場を見ると、その職場の状況がすぐバレます。

 

できなくて当たり前。すこしでもやれたら大したものだという認識で、いきなり完璧を
目指さず少しずつ地道に取り組んでいくことが大事だということです。

 

 


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