4Mって何?

品質を保証するにあたって重要となるのが4Mの保障です。
また仕事を管理したり、テンプレ化する場合、4Mは重要な要素です。

 

4Mってのはなんなのでしょうか。

 

・人:マン(man)
・設備・機械:マシーン(machine)
・材料:マテリアル(Material)
・方法:メソッド(Method)

 

この4つの頭文字を取って4Mと言います。
これら4要素が合格の中で、作った製品・サービスは合格品でしょう。
という発想です。
いまいち、ピンとこないと思いますので例を挙げます。

 

とあるレストランの4Mはこんな感じだとします。

 

人:教育を受けたかわからない未経験のバイト君が一人でやっている
設備:まったく点検していないとわかるような設備
材料:どこから買ってきたのかわからない材料
方法:適当、その日の気分

 

このようなレストランの4M情報を事前に知ったとして
あなたはお金を払ってその料理を食べますか。

 

非常に怪しい感じがすると思います。
この店、大丈夫なのか? と

 

この大丈夫な要素の大きな部分がこの4Mです。
4Mしっかりと管理できていること、つまり保証されている
ことにより、はじめて作られた料理が保証される仕組みになります。

 

逆に考えれば、この4Mがしっかりと管理されている状況であれば
どこに行っても同じ料理が出てくる可能性が高くなります。

 

つまり、よくあるフランチャイズ店は、この点がしっかりと
管理されている仕組みがある。ということです。

 

 

4Mを管理するには

それでは、4Mを管理するにはどのようなことをすればよいのかです。
こちらも例に挙げます。某ハンバーガーショップなどを思い浮かべながら
見てください。

 

人:社内教育システムがあり、そのテストに合格した人が厨房に立っている。
設備:点検ルールに従い、合格した設備で、尚且つどの店舗でも同じ設備を使用
材料:仕入先は、決まったところから仕入を行い、仕入基準に合格したものを買い付ける
方法:作業の順番がマニュアル化しており、また分量や調理時間、レイアウトも決まっている

 

いかがでしょうか。ざっと挙げてみましたが
ここまでの4Mが管理されていれば、同じ品質の料理がどの店舗でも出てくる可能性は
前述の場合より高くなったと思います。
これにより、品質が保証されたということになりました。
実はそうではありません。
なぜなら、システムや仕組みがあったとしても、実際にそれがやられたのかどうなのか
わからないからです。
教育した、点検した、基準に合格した、記録が必要となります。

 

4Mを管理した証拠、記録を作る

4Mがしっかりできているかを証明するための記録は
下記のようなものがあります。もちろん名称や必要な記録は
業種によって異なります。だいたいのイメージをつかんで下さい。

 

人:教育評価表、合格認定証(免許証)
設備:点検記録、メーカーの点検記録
材料:仕入先の情報、表示、適合表示
方法:検査記録、作業記録、日報、報告書

 

などです。これらがすべて揃っていることによって
出てきた料理が合格だと保証するわけです。
逆にこれらの記録に不備があれば、保証できるかは怪しいわけです。
また記録はあるが不合格のものがあれば、もちろん保証
できません。

 

 

まとめ

以上、4Mについて説明しました。
一番のベストはもちろん、そんなの作らなくても問題ない場合です。
これらの記録やルールが全部必要な業態と、一部だけ必要だったり
無くても問題ない業態があるということです。
ビジネスの規模によっても、必要な記録の量が変わってきます。
あるに越したことはありませんが、これらルールや記録を作成すれば
もちろん労力になりますから、コストに跳ね返ってきます。
ガチガチの管理体制を作ったとしても、利益が上がらなければ本末転倒です。

 

つまり、お客様があなたのビジネスにそこまで求めているかどうかが
本質となります。
ここまで保証するから価格が高くても買ってくれる場合
そこまでしなくていいから価格を安くしてくれという場合あります。

 

ISO9001だとか品質の管理システムを作る上では避けては通れません。
また誰かにビジネスを任せる場合、引き継ぐ場合において、管理すると
なると必要になってくる部分です。
クレームや問題が発生した場合、原因追求するための手がかりとして
この記録が役に立ちます。

 

ですので、最低限必要なものだけ抜粋し、あとは状況に応じて増やしていく
という考え方でいいと思います。

 


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