大きなチャンスはさりげなく突然やってくる

営業をしていく中で、さまざまな案件に出会います。
その中で、売上が大きいもの、小さいものいろいろです。
その案件が小さいからと、油断してはいけません。

 

私が企業向けの営業をしていたときでした。
営業先の開発担当の方に
会社の景気がよくなってきて久しぶりに
開発の予算が得られたからちょっと相談にのってほしい。
と言われ開発室に向かいました。

 

そこで、どれくらい先になるかわからないけど
少ない予算でサンプルを作ってみたいとの
お話をいただきました。

 

予算も限られた中では、ありましたが
そのなかでどうやれるかを打ち合わせしました。

 

もちろん、売上的には少ないので
会社に持ち帰ってもあまり話題にはなりませんでした。

 

予算の中でやれる方法をいろいろと検討し
見積もりも提出しました。
そのときは、これが実現して採用されたらいいな、と漠然と考えていました。

 

それから1ヶ月、その会社から電話がありました。
サンプルが決まったかなと思い電話に出ました。
すると開発担当の方の声色がおかしい。
社長からいつ実現するんだとハッパをかけられ
今年度中に量産し、既存製品と総入れ替えを行うとのことでした。
開発部門の小さなプロジェクトとしてでなく、その会社のメインプロジェクトと
して決まったとのことでした。

 

この時点で2桁売上が変わってしまいました。

 

以前にもこういったエピソードがありました。
その会社は当時、まだ私の会社とは取引も少なく
他の会社が大きなシェアを持っていました。
周りからも他の会社が入っているから仕事はないだろうと
前情報を受けた上で、あえて挨拶がてら訪問したときです。
そのときは、担当者の方からも、もちろん仕事はないと言われ
てしまいました。
しかし、1ヵ月後にとんでもない売上案件を受注しました。

 

後々聞いたその会社の担当の方とお話しましたが
大きなシェアを持っていたその納入会社は
自分たちがいなければ立ち行かないだろうと
横柄な営業をしていたようです。その担当の方も
融通の効かなさで心底うんざりしていたようです。
その中でメインの製品に大きなトラブルが発生してしまった
ようで、ここぞとばかりに切られてしまったのでした。

 

この2つエピソードでもわかるとおり
どうせ売上に貢献しない小さな案件だからと
後回しにしたり、訪問しなかったりという選択肢は
確かにあったと思います。
しかしながら、結果は正反対となりました。

 

大きなチャンスは、そんなそぶりも見せないままやってくる
ということがわかりました。
見かけは小さな案件でも後ろに大きな可能性が控えています。
安易に適当にあしらってしまえばそれまでです。

 


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